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花鳥の彩り ―雪舟と江戸絵画

2018年9月7日(金)~ 11月4日(日)
月曜休館
(※ただし、9月17日、24日、10月8日は開館)

展覧会概要

私たちが生きるこの世界でもっとも色彩にあふれるものといえば、なによりまず花の存在を挙げることができます。同様に、動物のなかでもっとも華やかなものといえば、鳥よりほかにはありません。花と鳥の美を愛でる行為は、洋の東西、古今を問わず、人類の歴史とともに連綿と続いてきました。
とりわけ東洋においてこのふたつは、「花鳥」という美術のジャンルとして定着していきました。四季折々に咲く花、そして花々に集う鳥たちの姿は、単純に鑑賞者の目を楽しませるだけではありません。その力強い生命力に裏打ちされた花鳥の美しさは、富や栄達、繁栄の象徴として、人々の思いを託す対象にもなってきたのです。

四季花鳥図屏風

四季花鳥図屏風

伝 雪舟 室町時代 出光美術館

このたびは、出光コレクションが誇る東洋・日本の名品を通して、人々が愛し、願いを託した花鳥の歴史をたどっていくこととします。水墨と彩色を融合させ、深い精神性の獲得を成し遂げた、伝雪舟筆「四季花鳥図屏風」を基点としながら、狩野派、琳派、そして文人絵画などにおける花鳥主題の作品をご覧いただきます。また、花鳥を主題とする美術は、なにも絵画に限ったことではありません。人々の生活を彩る工芸作品にも、花鳥の図様はちりばめられています。精緻に作り込まれた中国陶磁や、目にも鮮やかな色彩の柿右衛門など、絵画とはひと味ちがう花鳥の魅力もご紹介します。
華麗なだけでなく、力強さをも持ち合わせた、花鳥の織りなす魅力をご堪能ください。

  • 色絵花鳥文蓋物

    色絵花鳥文蓋物

    柿右衛門 江戸時代前期 
    出光美術館

  • 遊鶴図屏風

    遊鶴図屏風

    狩野永納 江戸時代 出光美術館 [9/7~30展示] 

イベント情報

列品解説のお知らせ 
事前の申し込みは不要・入館料のみ

2018年
99(日)、
923(日)、
1014(日)、
1028(日)

いずれも午前11時、午後2時より

講演会のお知らせ 
事前の申し込みが必要/定員制・有料

日時
10月6日(土) 午後2時~3時30分
演題
「楽園の美 ─東アジアの花鳥の美術」
講師
田中 伝(出光佐三記念美術館学芸員)
会場
当館イベントホール
定員
120名
聴講料
800円(入館料込み)

定員になり次第締め切らせていただきます。
電話でお問い合わせください。